鵬雲斎 楽弘入 竹内栖鳳 鷺画 楽馬盥茶碗 らくばだらいちゃわん 近代日本画家
茶道具美術品 からき通販 買取 販売 京都

抹茶茶碗は抹茶を飲むために作られた専門の茶碗です
稽古用抹茶茶碗。家元書付抹茶茶碗 茶味のある良い茶碗を提供致します。

 抹茶茶碗とは抹茶を飲む為に造られた抹茶専門の茶碗です。 が この茶碗は近代日本絵画の巨匠が茶碗に鷺の絵を描いたことにより 用に日本画の美を追加した、美術品とも思われます。

竹内栖鳳 たけうち せいほう 略歴
1864 元治1年  12月20日生 旧暦元時治元年11月22日 京都市中京区御池通油小路 の差かな料理屋 亀政 長男 
1877 明治10年 土田英林 に師事

1881 明治14年 丸山四条派 幸野楳嶺 私塾に入塾
1882 明治15年 同塾 工芸長
1887 明治20年 京都府画学校(現京都市立芸術大学) 卒 結婚 独立
1900 明治33年 パリ万博出品 雪中燥雀 銀牌受賞 欧州外遊 帰国後 西洋の西を使い号を栖鳳と改める。 
1907 明治40年 文展開設 審査員
1909 明治42年 京都市立絵画専門学校 教授 (現京都市立芸術大学)
1913 大正2年  12月18日 帝室技芸員
1919 大正8年  帝国美術院会員
1924 大正13年 京都市立絵画専門学校 退官  フランスレジオンドヌール勲章 
1931 昭和6年  ハンガリー最高美術賞 ドイツ名誉賞
1937 昭和12年 文化勲章
1942 昭和17年 6月23日 肺炎治療中 神奈川県足柄郡湯河原町 天野屋旅館別荘で死去
            本名 恒吉 号 棲鳳 霞中庵

抹茶茶碗 茶道具からき 楽茶碗
からき 楽吉左衛門 赤馬ダライ茶碗

 当店の検索
 茶道具からき
   

茶道具 通販買取京都からき
HOME   茶道具
紹介
季節の
茶道具
 春
季節の
茶道具
 夏
 
季節の
茶道具
 秋
 
季節の
茶道具
 冬
 
裏千家
茶道具
千 家
十職
近 代
現 代
美術
抹 茶
茶碗
抹茶碗 
販売
方針
買物
方法
特定
商取引
 買取  委託  オー
クション

問合
茶道具からき、裏千家茶道具、抹茶茶碗のページです
茶道具の状態、価格、購入方法等
電話、FAX、メールでお問合ください 
価格は 裏千家茶道具、近代現代美術。抹茶茶碗
京都市中京区二条通柳馬場東入晴明町661-403
電話 075-634-4772
FAX 075-634-4782 
抹茶茶碗 茶道具からき 楽茶碗
抹茶茶碗 茶道具からき 楽茶碗
抹茶茶碗 茶道具からき 楽茶碗

楽茶碗 メモ
楽茶碗は抹茶を飲む目的の為に作られた茶碗です
その目的は
① 点てたお茶が冷めない  ② 茶碗を持った時手が熱くない ③軽い

    ②、③の為の工夫があります この工夫により 楽茶碗の欠点が出てしまいましたその欠点は 
強度が低いことです 割れやすいことです もうひとつ 汚れが付きやすい。
楽茶碗の焼成は低火度(800℃以下で焼く)焼成です 一般の焼物は1250度弱位です。
焼締陶器でないので750~800度に達した時点で焼成を辞め自然に温度が下がるのを待ちます。黒楽茶碗のように水に入れたり 窯から外に出して急冷する茶碗もあります
茶碗の材料 粘土には土の粒子と水の粒子が混ざっており乾燥により水は空気中に抜けて跡には空洞ができます。 これを焼くと楽茶碗になるわけですが焼成温度が低いことと 焼成時間が短いため 空洞の多い茶碗が出来上がります ブロック、ALCなどの建築材料と同じです。空洞が多い事により 粘土の接着が弱くなります。 割れやすいということになります空洞が多いので抹茶を点てるとき 抹茶が釉薬の貫入部分をとおり地土の空洞に入り込みます汚れが落ちなくなります
上手な使い方として
使う前に充分 水分を茶碗に含ませ 抹茶がしみ込まないようにする。使用後は湯洗いをして安全な場所で1週間程乾燥させ 箱にしまいます 乾燥が十分でなくカビが発生したとの話を聞きます。
茶巾で茶碗を清めるとき力が入りすぎ割った話もききました。
 お買上げの赤碗は輸送中の破損を防止するため 詰め物を入れてます そっと詰め物をよけて 布の4隅を同時に引き出し茶碗を箱から出してください 詰め物は通常不要ですので 必要以上に箱の中に残さないことです(湿気が残る) しかし 地震 箱ごとの落下など考慮して適当量包んで置くことは必要です。
表千家の茶筅は先がとがったままです その茶筅で見込み、茶筅摺りをごしごしし過ぎると釉薬が
徐々に薄くなる場合もあります 茶筅すすぎは出来るだけ水中で行うのが 茶碗のために良いと思います。
もちろん、茶筅にもよいです

 

抹茶茶碗 茶道具からき 楽茶碗
抹茶茶碗 茶道具からき 楽茶碗
抹茶茶碗 茶道具からき 楽茶碗
抹茶茶碗 茶道具からき 楽茶碗
抹茶茶碗 茶道具からき 楽茶碗
抹茶茶碗 茶道具からき 楽茶碗

抹茶茶碗 鵬雲斎大宗匠、楽吉左衛門作の赤馬盥茶碗です。京都画壇、竹内栖鳳画伯の白鷺絵。
京都画壇の重鎮 竹内栖鳳 画伯の筆になる白鷺の絵が描かれています
作者 弘入共箱の蓋裏に栖鳳の落款 別に裏千家大宗匠若いころの極書箱が添っています
鷺は夏の季語 初夏~夏茶碗としてお使いください。

抹茶茶碗 茶道具からき 楽茶碗
抹茶茶碗 茶道具からき 楽茶碗

 抹茶茶碗とは何かの考察

抹茶を飲もうとすると誰でも抹茶茶碗を思い描くと思います。
不思議とご飯茶碗と混同する日本人は少ないでしょう。 何故なんでしょうか、子供の頃からテレビドラマなどで、なんとなくその形、色合い、を朧けながら記憶の中に残っているからではないでしょうか。
そう考えると日本人は基本的な抹茶茶碗は抹茶を飲む器として丼、ご飯茶碗との違いを理解していると思われます。
用の美
この言葉は民芸運動の先駆者 柳宗悦  と記憶してますが、茶渡来の鎌倉、室町時代は唐物茶碗といわれる天目茶碗でした。室町時代の末期に侘び茶を創始した武野紹鴎、侘びと粗相が出会い、侘びにぴったりの朝鮮茶碗がもてはやされます。
朝鮮茶碗は日本の丼のようなものが多く、そのママでは抹茶茶碗には向かない大きさですが、その色形にテライがなく紹鴎はその中から手持ちが良く、重さも見た目としっくり合う小型の茶碗を取り上げ、侘び茶の茶碗として使い始めました。
紹鴎の侘び茶に心ひかれる千利休は紹鴎亡き後侘び茶を禅と結びつけ茶道として集大成しました。
茶碗も長次郎と茶を飲むだけの茶碗、楽茶碗を造りだします。
また、秀吉の朝鮮出兵は焼物戦争と呼ばれるように、多くの朝鮮人陶工を日本に連れ帰って各地に朝鮮茶碗が造られるようになります。
利休の弟子、古田織部は利休とは異なる、異端の美といえる変形茶碗、茶碗に幾何学模様を入れた茶碗、江戸初期には野々村仁清色絵の茶碗を世に出し、その後、町民も茶道を楽しむようになると京都に抹茶茶碗の工房が多く造られ今日に及んでいます。


①抹茶茶碗の形
   天目形 井戸形 熊川形 杉形 胴締形 筒形 半筒形 碗形 輪形 馬盥形 馬上杯形 沓形(織部)
②抹茶茶碗の窯 産地 作家
   唐物 国焼 高麗 島焼 作家物
③ 抹茶茶碗の各部分
   全体の形
   口作 
    平ら 山 玉縁 沓
   胴形
   高台の作
    土見せ かいらぎ 
    形 三ケ月 竹の節 割 桜 四方 一重 二重 撥 切 碁筒底 目跡
   見込の形目跡
   釉薬の焼きあがり状態
④ 抹茶茶碗の茶碗の付属品
   箱 共箱 書付の有無 銘 抹茶碗の歴史 次第とも云う 持ち主の書付など

 

 抹茶茶碗の選び方

① 濃茶 薄茶による抹茶碗 抹茶碗選び
    お茶の中心はお客様に濃茶をさし上げることかと思います
    濃茶茶碗 
      楽茶碗 和物古窯の茶碗
       (唐津茶碗 萩茶碗 志野茶碗 瀬戸茶碗 織部茶碗 信楽茶碗 高取茶碗等)
      唐物朝鮮茶碗   
       (井戸茶碗 三島茶碗 蕎麦茶碗 斗戸屋茶碗 御本茶碗 高麗茶碗
        刷毛目茶碗、粉引茶碗堅手茶碗 熊川茶碗 伊羅保茶碗 呉器茶碗
        御所丸茶碗 薄茶茶碗
        仁清茶碗 京焼色絵茶碗 薩摩茶碗 
② お客様の人数(茶席の大きさ)による抹茶碗 抹茶碗選び
    大寄
      大き目の茶碗  濃茶等持ち廻しの場合に5人分程度練れると都合が良い
    小間
      普通の大きさの茶碗
    茶籠
      籠に合せたぴったりの大きさの茶碗 なかなか至難です
③ 季節による抹茶茶碗の選び方
    正月
      お目出度い茶碗 島台茶碗
    冬
      筒茶碗 深い茶碗
    夏
      平茶碗 浅くて口の広い茶碗 ガラスの茶道 茶碗
④ 席の主題による抹茶碗 抹茶茶碗の選び
    銘 絵柄 などにより ふさわしい茶碗
⑤ 格式を重んずる抹茶茶碗
    神仏あるいは 貴人にさし上げる茶道 茶碗 茶碗
    唐物茶碗
      天目茶碗
⑥ 正客、次客などそれぞれの抹茶茶碗を使う場合
    茶碗の種類を替えたり絵柄を替えて使う
    大寄せ 数茶碗の使用を考える
⑦ 時代を合せた抹茶茶碗選び
    道具全体をほぼ同時代に合わせる  金銭的にむずかしいですね
    1点のみ目玉道具として使う 可能性ありですかね 
     
以上を総合的に考え 懐と相談し決めてまいります  

 抹茶茶碗の見 どころ   

①抹茶茶碗の形
   天目形 井戸形 熊川形 杉形 胴締形 筒形 半筒形 碗形 輪形 馬盥形 馬上杯形 沓形(織部)
②抹茶茶碗の窯 産地 作家
   唐物 国焼 高麗 島焼 作家物
③ 抹茶茶碗の各部分
   全体の形
   口作 
    平ら 山 玉縁 沓
   胴形
   高台の作
    土見せ かいらぎ 
    形 三ケ月 竹の節 割 桜 四方 一重 二重 撥 切 碁筒底 目跡
   見込の形目跡
   釉薬の焼きあがり状態
④ 抹茶茶碗の茶碗の付属品
   箱 共箱 書付の有無 銘 抹茶碗の歴史 次第とも云う 持ち主の書付など

 

ページの上へ