歴代および 千家十職について 詳細は電話、FAX、メールでお問合ください |
京都市中京区二条通柳馬場 東入晴明町661-403 電話 075-634-4772 FAX 075-634-4782 |
当店の検索は
茶道具からき
代 |
名 号 |
概要 |
生没年 | 当主 期間 |
落款 花押 | |||||
初代 |
長次郎
|
室町時代 末期 瓦職人として明から渡来, 中国 福県省あたりの帰化人、阿米夜の子と伝えられる。詳細不明 侘茶の利久と共に、お茶を飲むのに適した茶碗の制作に携わった。 1574 天正2年 籠命 長次郎造之彫られた獅子が楽美術館に保存 手づくねで形を整えた茶碗を炭のコンロの様な容器に入れて加熱、焼きあがったら自然に冷し、黒茶碗が作られる。其の為 灰が付いたり、釉薬に気泡が有る 柚肌となっております。 印は有りません |
生年不明 ~ 1589 天正17年 |
|
||||||
田中
|
長次郎の妻の祖父と云われている。没年不明、出自不明、長次郎と共に茶碗製作をする 1595 文禄4年 60才頃、9月製作の三彩獅子香炉が伝えられている。 楽印が使われるようになる。楽は聚楽第の一字の楽で秀吉からの拝領。 宗慶は姓が利休と同じであり、利久と常に行動を共にしていた信男宗慶は、同一人物との推測もある 表千家不審庵に茶碗が残されている。 田中 姓は長次郎の妻の祖父の姓 |
1535 天文4年 - (1595 文禄4年) 没年不明 |
||||||||
2代 |
|
宗慶の子といわれるが定かではない。 常慶より 吉左衛門の名を名乗る 光悦と親しい。 楽印は徳川秀忠吉からの拝領印 |
1561 永禄4年 -1 635 寛永12年 |
|||||||
3代 |
吉左衛門
|
2代常慶長男 名工と云われている。 ノンコウとも称される。 |
1599 慶長4年 ~ 1656 明暦2年 |
|||||||
4代 |
楽
|
3代導入長男。 1640 寛永 17年 3代 道入の子 京都生 幼名 左兵衛 1656 明暦 2年 父の死に伴い 吉左衛門を 名乗る 1691 元禄 4年 剃髪 一入と号する 1666 寛文 2年 雁金屋三右衛門の2才の 子惣吉を養子に迎える。雁金屋三右衛門は 尾形乾山の分家 1696 元禄 9年 歿 印の押された作品は少ない。 一入の箱書に楽吉左衛門と楽の落款がある。 黒雄に朱の釉が混じる朱釉の完成し後の茶碗に影響を及ぼす。 |
1640 寛永17年 ~ 1969 元禄9年 |
|||||||
5代 |
楽
|
雁金屋三右衛門の子 一入の娘妙通の婿養子。 雁金屋三右衛門は尾形宗謙の末弟。光琳、乾山と従妹。 |
1664 寛文4年 ~ 1716 享保元年 |
1691 元禄4年 5代襲名 1708 宝永5年 隠居 宗入 |
||||||
6代 |
楽
|
大和屋嘉兵衛 次男 宗入の娘妙修の婿養子 | 1685 貞享2年 ~ 1739 文政4年 |
1708 宝永5年襲名 ~1728 享保13年 隠居 左入 |
||||||
7代 |
楽
|
|||||||||
8代 |
楽
|
|||||||||
9代 |
楽
|
|||||||||
10 代 | 楽 吉左衛門 旦入 らく きちざえもん たんにゅう |
1795 寛政7年 9代次男 京都生
|
1795 寛政7年 ~ 1854 安政1年12月24日 |
|||||||
11代 |
楽
|
|||||||||
12代 |
楽
|
|||||||||
13代 |
楽 吉左衛門 惺入 らく きちざえもん せいにゅう |
12代弘入 長男 京都生 1919 大正8年 父12代隠居に伴い13代吉左衛門を襲名 1935 昭和10年 茶道雑誌 せせらぎを発刊 釉薬の研究など行う。文政2年 父、表千家了々斎と共に紀州徳川家治宝に出仕御庭焼に従事 1944 昭和19年 歿。 没後表千家惺斎家元より謚号 惺入 を贈られ惺入を贈られる。 師 12代弘入、号 喜英、翫土軒 14代長男 覚入は出兵1945 昭和20年帰還し 14代を襲名 印は彡の印、十三代喜英の角印、落款彫名も使われる 。 |
1887 (明治20) 〜 1944 昭和19 3月8日 |
1919 大正8年 襲名 ~ 1944 |
||||||
14代 |
楽 吉左衛門 覚入 らく きちざえもん かくにゅう |
13代長男 現在地に生 1940 昭和15年4月東京美術学校彫刻家卒 1941 昭和16年軍に応召満州へ 1945 昭和20年帰国 |
1918 大正7年 10月31日 ~1980 昭和55年 5月6日 |
1945 昭和20年11月 襲名 ~ 1980 昭和55年 |
|
|||||
15代 |
|
覚入長男 現在地に生 1973 昭和48年東京芸術大学彫刻家卒 |
1949 昭和24年 ~ |
1981 昭和56年 襲名 ~ 2019 令和元年 |
||||||
16代 当代 |
楽 吉左衛門 |
1981 昭和56年 現在地 生 2008 平成20年 東京造形大学彫刻家卒 2009 平成21年 京都市伝統産業技術者研修 陶磁器コース終了 |
1981 昭和56年 ~ |
2019 令和元年 襲名 |
楽吉左衛門 さんのご先祖 中国南方からの渡来人、阿米夜が作り始めた施釉陶器から、瓦などを作りはじめました。その子長次郎が利休の指導により、低火度の施釉陶器を作ったのが 楽茶碗の始まりのようです。楽本家の楽茶碗、脇窯と呼ばれる、玉水焼、光悦。大樋、豊助があります。その後茶道の流行に伴い多くの窯で作られてきました。 |