茶掛一行書　薫風自南來　橋本紹尚大徳寺派芳徳禅寺住職　茶道具　からき

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茶掛一行書　薫風自南來　柳生の大徳寺派芳徳禅寺　橋本紹尚住職。
薫風自南來は、時期が来ればここちよい風が自然に吹いてくる。の意です。
禅語の取上げを下記に示しましたので参考にどうぞ。
この語句の最初は唐の文宗皇帝、下の句は文人柳公権と云われています。詳細は下方に記載しました。
初夏、盛夏に良い語句です。暑い時に涼しい風はご馳走です。

普覺禪師語録に、雲門禅師の回答に大慧は判らず。碧厳集の大成者、圜悟克勤の 薫風自南来　殿閣生微涼で　大悟されたいきさつがあります。薫風自南來　殿閣生微涼が正に普覺禪師を導いたことにより　大切な語となっています。
このあたりのやりとりから初夏、盛夏にお使いいただける掛物と云えそうです。
状態は良好です。

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