x 清流無間断
清流無間断 めも 禅林句集 清流無間断 せいりゅうかんだんなく 清流は絶え間なく流れ途切れることが無い 碧樹不曽凋 へきじゅかつてしぼまず 常盤木は何時も青々として凋むことが無い 常に色々の事が起きて過ぎ去っていきますが、それぞれの事柄に執着せず対応していく。摩れば、碧樹のごとく凋むことなく生きれる。 一休さんが小坊主を連れて用事を足しに出かけました。途中 一休が向こうからやって来た 女人を見て 何と美しい人か と申しました。それを聞いていた小坊主は寺に帰った後、一休に、和尚さんともあろう人が女人に気をひかれ俗人的なことをおっしゃるとはと、軽蔑し問いただしました。 一休は小坊主に お前はまだそのようなことを気にしていたのかと おっしゃいました。 綺麗と思うのは誰しも思うが、それに執着してはならない。といった事でしょうか。 |